慎重な憲法論議を求める意見書

採決結果
賛成4人、反対9人で否決

• 吉本 秀二 (無:政友) ✕
• 森  一人 (無:政友) ✕
• 大野 敏行 (無:政友) ✕
• 長島 邦夫 (無:政友) ✕
• 青柳 賢治 (無:政友) ✕
• 畠山 美幸 (公:政友) ✕
• 吉場 道雄 (無:政友) ✕
• 河井 勝久 (社:社民) 〇
• 川口 浩史 (共:共産) 〇
• 清水 正之 (共:共産) 〇
• 松本 美子 (無:政友) ✕
• 安藤 欣男 (無:政友) ✕
• 渋谷登美子 (無: )    〇
• 佐久間孝光 (無: ) 議長

賛成=〇 反対=✕
括弧内 (所属:会派)

所属

• 無 =無所属
• 共=日本共産党
• 公=公明党
• 社=社民党

会派

• 政友=政友会
• 共産=日本共産党
• 社民=社民党
• 空白=会派なし

埼玉県嵐山町 平成30年第1回定例議会
意見書 発議第3号   平成30年3月20日
提出者 嵐山町議会議員 河井 勝久
賛成者   同 上   渋谷 登美子

慎重な憲法論議を求める意見書の提出について

  提案理由
 安倍首相は、今国会の施政方針演説で憲法改正を目視す意思を明確にした。先の総選挙で政府与党が憲法改正の衆参議席の3分の2を超えたことから改憲の動きを加速させている。しかし一方、多くの世論調査でも憲法改正を求める意見は少ない。安倍政権での憲法改正については否定的なものが多数となっている。憲法審査会の審査においては、憲法条文の運用の実態に関する調査を優先し、誠実に対応するよう強く要望するものです。

慎重な憲法論議を求める意見書

 昨年10月の総選挙の結果、憲法改正を主張する会派の構成が衆参それぞれの3分の2を超えたことから、憲法改正の動きが現実味を増している。安倍晋三首相は、通常国会の施政方針演説でも、「憲法審査会において、議論を深め、前に進めていくことを期待」するとして、早期の憲法改正をめざす意思を明確にした。総選挙で与党が勝利したことをうけて、改正の動きをさらに加速させることが想定される。
 一方、多くの世論調査で憲法改正を求める意見は減少傾向にあり、「安倍政権での憲法改正」については否定的なものが多数となっている。憲法改正が国民的要求となっている状況とはとうてい言えない。
 いうまでもなく憲法制定権力は国民にあり、憲法改正の発議が立法府の特別多数に委ねられているのは憲法改正手続きの一部に過ぎない。このことは、最終的な憲法改正の是非が国民投票の結果にによって決することからも明らかである。
 憲法の本質が国家権力の恣意的運用を排するための権力制限規範であることを踏まえれば、最も厳格な憲法尊重擁護義務を課される内閣総理大臣が、自ら憲法改正を推進することはとうてい許されない。

――――― 記 ―――――

  1. 記憲法審査会の審査においては、憲法条文の運用の実態に関する調査を優先し憲法改正原案の拙速な
    審査を行わないこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成30年3月20日
埼玉県比企郡嵐山町議会議長  佐久間 孝光

提出先
衆議院議長
参議院議長
衆議院憲法審査会長
参議院憲法審査会長