埼玉県主要種子条例の制定を求める意見書

採決結果

賛成4人、反対9人で否決

• 吉本 秀二 (無:政友) ✕
• 森  一人 (無:政友) ✕
• 大野 敏行 (無:政友) ✕
• 長島 邦夫 (無:政友) ✕
• 青柳 賢治 (無:政友) ✕
• 畠山 美幸 (公:政友) ✕
• 吉場 道雄 (無:政友) ✕
• 河井 勝久 (社:社民) 〇
• 川口 浩史 (共:共産) 〇
• 清水 正之 (共:共産) 〇
• 松本 美子 (無:政友) ✕
• 安藤 欣男 (無:政友) ✕
• 渋谷登美子 (無: )    〇
• 佐久間孝光 (無: ) 議長

賛成=〇 反対=✕

括弧内 (所属:会派)

所属
• 無 =無所属
• 共=日本共産党
• 公=公明党
• 社=社民党

会派
• 政友=政友会
• 共産=日本共産党
• 社民=社民党
• 空白=会派なし

埼玉県嵐山町 平成30年第1回定例議会
意見書 発議第7号   平成30年3月20日
提出者 嵐山町議会議員 渋谷 登美子
賛成者   同 上   川口 浩史

埼玉県主要種子条例の制定を求める意見書の提出について

  提案理由
 米・小麦・豆という日本の食事に欠かせない種をこれまで、守ってきました。グローバル企業に種子を独占させないように、これからも普通に日本の種を農家が残すことができ、普通に食料を生産できるように、主要農作物種子法廃止に際し、埼玉県主要種子条例の制定を求める意見書を提出します。

埼玉県主要種子条例の制定を求める意見書

 本年4月1日より主要農作物種子法(種子法)が廃止になりましす。これまでは日本の主要農作物であるコメ、麦類、大豆の種子は、種子法によって公共の種子として国が管理して各都道府県に原種、原原種の維持、優良な品種の種子の増産等を義務づけていました。それによって国産100%、伝統的な固定種でコシヒカリ、あきたこまち、ゆめぴりかなど、その土地の気候、風土に適した種子が安い価格で提供されてきました。
 種子法適用外の野菜の種は、30年ほど前までは国産100%でしたが、今では海外で90%が生産され、そのほとんどが毎年種子を買わなければならないF1品種です。モンサント、デュポンなど多国籍企業が生産し野菜の種子の価格は30倍から40倍になりました。
 種子法廃止と同時期に成立した農業競争力強化支援法8条4項には、これまで日本が蓄積してきた原種、原原種、優良品種の育種に関する知見をすべて民間に提供するとなっています。メキシコのトウモロコシ農家が北米自由貿易協定(NAFTA)で米国のモンサント、デュポンなどにロイヤリティを支払いしなければトウモロコシが耕作できなくなりました。またフィリピンのコメ農家も米国の種子会社にロイヤリティを支払わなければ、米を作れなくなりました。わが国でも、稲・麦類・大豆などの主要農作物の種子も、多国籍企業にロイヤリティを支払わざるを得ない危険があります。
 本年4月からは、種子保存についての予算がなくなります。県においては主要農作物種子遺伝子組み換え食品などから守るために、以下について埼玉県主要農作物種子条例を制定し農業及び消費者の安全性の確保をもとめる。

――――― 記 ―――――

  1.  主要農作物・稲・麦・大豆の生産について安定生産・供給必要な体制を整備するため種子計画の策定及び種子生産団体の指定をすること。
  2.  種子生産ほ場を指定すること。
  3.  ほ場及び生産物を審査すること。
  4.  指定種子生産者への情報提供及び指導を行うこと。
  5.  原種及び原原種の生産をすること。
  6.  優良品種の選定調査を行うこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成30年3月20日
埼玉県比企郡嵐山町議会議長  佐久間 孝光

提出先
埼玉県知事