文科省は教育に不当な介入をしないことを求める意見書

採決結果

賛成4人、反対9人で否決

• 吉本 秀二 (無:政友) ✕
• 森  一人 (無:政友) ✕
• 大野 敏行 (無:政友) ✕
• 長島 邦夫 (無:政友) ✕
• 青柳 賢治 (無:政友) ✕
• 畠山 美幸 (公:政友) ✕
• 吉場 道雄 (無:政友) ✕
• 河井 勝久 (社:社民) 〇
• 川口 浩史 (共:共産) 〇
• 清水 正之 (共:共産) 〇
• 松本 美子 (無:政友) ✕
• 安藤 欣男 (無:政友) ✕
• 渋谷登美子 (無: )    〇
• 佐久間孝光 (無: ) 議長

賛成=〇 反対=✕

括弧内 (所属:会派)

所属
• 無 =無所属
• 共=日本共産党
• 公=公明党
• 社=社民党

会派
• 政友=政友会
• 共産=日本共産党
• 社民=社民党
• 空白=会派なし

埼玉県嵐山町 平成30年第1回定例議会
意見書 発議第13号   平成30年3月20日
提出者 嵐山町議会議員 川口 浩史
賛成者   同 上   渋谷 登美子

文科省は教育に不当な介入をしないことを求める意見書の提出について

  提案理由
 前川前文部省事務次官が、公立中学校で講演したことに全部で30項目にわたり質問した。これは前川氏が、加計学園問題で「行政がゆがめられた」「総理の意向」などと発言したことへの攻撃と考えられる。政府に逆らう者は、たとえどんな人物でも許さないということだろう。政府批判を含め、自由にものが言えなくなることが懸念される行為を見逃すことは出来ない。自由にものが言える社会を維持するため、本意見書を提出するものです。

文科省は教育に不当な介入をしないことを求める意見書

 文部科学省は、名古屋市立中学校が前文部科学事務次官・前川喜平氏の講演について、30項目にわたり質問していた。前川氏の講演は「これからの日本を創るみなさんへのエール」というものだが、質問内容は、「同氏を招いたねらいは何か」「公開したねらいや意図は何か」「交通費や謝金の支出はあったのか」などである。およそ同氏を貶める質問内容である。そして録音データの提出まで求めている。市教育委員会は録音データの提出は拒否しているという。また市教委によれば、講演を聞いた生徒や保護者は「ポジティブな反応ばかり」だということである。
 戦前の軍国主義教育の反省に立ち、戦後の教育は国の主な役割は全国共通の教育基準をつくったり、教育条件を整えたりすることに限られ、「教育は、不当な支配に服することなく」行われるべきと教育基本法にもあるのだ。これが調査などと言って、許される範囲を超えた今回の行為は、教育への介入そのものである。
 なぜ介入したかだが、前川氏が「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、「行政がゆがめられた」「総理のご意向」などと発言し、政権に逆らった人物だからだといえる。ここに安倍政権の危険な体質があらわれている。
 政府に批判するものを攻撃し、自由にものを言うことを許さない、そんな社会になっていいはずがない。
 よって嵐山町議会は、政府への批判も自由に行える、自由な社会を保持するため、文科省は教育に不当な介入をしないことを強く求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成30年3月20日